獣医師による特別講習会・第1回LIVESセミナー
更新日:2019年07月05日
7月3日に第1回目のLIVESセミナーが行われました。
<LIVESとは?>
一般社団法人LIVES (League of International Veterinary Educational Specialists) は、海外および国内の獣医師ネットワークを充実させることで、技術・知識・教育の格差を解消し、日本獣医療会に貢献することを目的に設立した団体です。海外及び国内の獣医師の繋がりを拡大し、国際的な獣医療に関する技術・知識の向上を目指しています。実習型セミナーやセミナーのライブ配信、学生への教育セミナー等を実施しています。
今回、MGL学園の卒業生がきっかけとなり、MGL学園でぜひセミナーを実施したいという話をいただきこのようなセミナーの実施が実現しました!
第1回目はイヌの認知症や、ヒトのアルツハイマー病の基礎研究を行い、現在はさいとう動物病院の行動診療科担当である石井綾乃先生による、「行動治療」のお話がありました。
行動治療とは行動学に基づき問題行動等を治療するものです。
犬・猫の行動学と、どんなときに医療の関与が必要なのか?
問題行動の原因と、獣医師が行う治療と訓練士が行う行動治療との違いについてもお話して下さいまして、動物病院における行動治療は人間の精神科に近いということです。